西区、南区のゆかりの地
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新潟大学五十嵐キャンパス教育学部構内に茂木弘次作の良寛像「天上大風」がある。良寛の心を教育に活かしてほしいとの願いから、教育学部の後援会が昭和57年に建碑。「天上大風」の揮毫は加藤僖一全国良寛会副会長(当時)。
緒立の旅館橋本屋の玄関左側に「百花春」碑がある。昭和58年、阿部昌平建碑。渡辺秀英が次の漢詩の語句を選び、遺墨から集字した。
自出白蓮精舎会 騰騰兀兀送此身
一枝烏藤長相随 七斤布衫破若烟
幽窓聴雨草庵夜 大道打毬百花春
前途有客如相問 比来天地一間人
雪梁舎美術館には良寛の書約40点はじめ、平櫛田中、安田靫彦等の良寛関係の作品が多数収蔵。 良寛碑
雪梁舎美術館の裏庭に良寛碑「天満自在天神」(平成6年建碑)が、玄関右脇に良寛書簡碑「げた一足」(平成6年建碑)がある。
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円通庵
新飯田に良寛の法友・有願が住職を務めた円通庵(田面庵)がある。
有願和尚歌碑
円通庵の境内に有願和尚歌碑がある。良寛研究家原田勘平の揮毫。昭和39年建碑。
【碑面】
ふるさとは 桃の林に 牛の子の
遊ぶのみにて みなたがやせる
「親交をあたためる有願さんと良寛さん像」もある。
白根根岸の中ノ口川沿いにある林正寺に良寛地蔵があり、台座に吉原芳仙画伯揮毫の和歌が刻まれている。良寛150年忌の昭和55年に建碑。
【碑面】
墨染めの わが衣手の ゆたならば
まどしき民を 覆はましもの